• テキストサイズ

いつも貴方がいた【気象系BL】

第31章 その後…


中から、顔を出したのは相葉さん。
彼は、黒いスーツをビシッと着こなしていた。

相「待ってたよ♪
そこで、10秒数えてから、入ってきてね!
10秒だよ!10秒!」

何度も念を押した相葉さんは、俺たちを残して、急いで中に入ってしまった。
ドアを入ったところで、俺たちは顔を見合せた。

櫻「何?...カズ、何か聞いてる?」

「いや...、俺は、何も...」

それでも、言われた通りに10秒、
ふたりでカウントし、
不安な気持ちのまま、俺たちは中に入っていった。

.........!!!!!!

広々としたリビングには、
数えきれないほどの、風船が...。

その色は、

赤と、

黄色の、

2色.....。

驚いて言葉が出ない俺たちに、
立て続けにクラッカーが浴びせらせた。

3人「結婚、おめでとう!!」
黒いスーツの3人からの突然の言葉...。

櫻「.....えっ?」
俺も、翔さんも言葉が出てこない。

松「ほら、もっと、こっちきて!」



松潤に連れられ、部屋の真ん中に...。

そこには、小振りの風船と色とりどりの花で作らた、小さなステージがあった。

俺たちは、松潤に促されて、
戸惑いながら、その上に登った。


/ 597ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp