第30章 エピローグ
舞ちゃんとは、彼女が仕事を始める、
ずっと前からの顔見知りで。
彼女が欲しいって言ってるゲームをあげたりしたこともある、古くからの、
まあ、メンバーの妹。
な訳で。
でも、今は、
微妙な関係...というか...。
翔さんの母君のお弁当を囲んで、
3人で、他愛をもない話をしていると、
舞「でも、嬉しいな♪
お兄さんが、もう一人、出来たみたいで。」
不意に、舞ちゃんがぶっこんでくるから、
むせた...。
「おっ..お兄さんか。」
舞「ここに兄がいないから、言っちゃうんですけど、
...私的には、大賛成です。二宮さんと兄のこと。
素敵だな🎵って、思ってます。
二宮さんのことも、昔から、大好きだし。」
「ありがとね。こんな近くに、理解者がいてくれて、心強いよ。」
舞「また、遊びに来てもいいですか?」
「おっ、おうおう。もちろん♪」
程なくして、舞ちゃんは帰っていった。
帰り際、玄関まで見送る俺に、
舞「兄のこと、よろしくお願いします。」
と丁寧に頭を下げて行った。