• テキストサイズ

いつも貴方がいた【気象系BL】

第28章 船出




櫻「ガス、危ないから、動いちゃダメだよ...」

(俺が動けないのわかっていて、
わざとやってるんだ....ドSのスイッチ、
押しちゃったかな...)

首にキスするだけじゃ飽きたらず、
舌を這わせ、甘噛みする。

「...やめっ..んん...あっ!」

全身を電流が走ったみたいになって、
俺はたまらず、包丁を置いて、振り返り、

「やめて、って言ってんじゃ..」

キャベツだらけで、手が使えない俺の顔を
両手で引き寄せ、キスをした。

角度を変えて落とされる唇は、深さを増し、自然に絡まり合う舌は、卑猥なおとに変わり....。

...それは、甘くてとろけるような、口づけで。

「しょお..はぁ...あぁ...」

我慢できなくなった俺は、
自分から彼の首を抱いた。

...............


『ピンポーン♪』

チャイムの音で、一気に現実に
引き戻された俺たちは、翔さんの首や頬が
キャベツまみれなのに気づいた。

櫻「なんだよ、これ...」

「キャベツ坊やみたい///」

笑い会う俺たちに、更にチャイムが...。

「今、開けるよ」

俺が、答えたけど、手がキャベツまみれなので、
翔さんが、ドアを開けた。

相「遅いよ!...ってか、翔ちゃんの顔、
なにそれ?」



/ 597ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp