第28章 船出
〔二宮side〕
赤くなってんだろうなぁ....
と思いつつも、俺、精一杯頑張ったよ。
こんな時、俺が言いそうな言葉を
チョイスしてみたけど..合ってたかなぁ~。
相「ホント、すごいよね~♡
ロマン感じるね~...ロマンじゃ変か...」
大「新婚旅行みたいだったね♪」
櫻「...新婚旅行は、もう既に
越えたでしょう!!」
松「まあ、2人が楽しそうだったと
いう事は、この企画が、
大成功だったんじゃないですか?」
相「次は、順番でいくと、二ノが
松潤かリーダーをおもてなしするんでしょ?」
「いや~、俺的には、翔さんにお返しの
企画立てたいよ♪」
松「参加させてください!!」
大「俺も、ディズニー行きてーよー...」
....という流れで、収録は終わった。
.................
その後の楽屋。
松「見てよかったの?あれ...」
ニヤニヤしながら、松潤が言う。
櫻「コンセプトが『仲良しふたり旅』
だったからさ...」
相「でもドキドキしちゃったよ…。ラブラブ過ぎて。」
大「俺と松潤のと...えらい違いだよね...」
松「俺らがあれやったら、キモイでしょ?」
相「そーだね♪翔ちゃんと二ノだから、
行けた気がするね~」
櫻「でさ、俺からちょっと報告が
あるんたけど、....今いい?」
翔さんの言葉に、みんな黙って彼を見た。