第28章 船出
〔櫻井side〕
こうして、俺たちのアメリカ
おもてなしの旅は終わり、
俺は、思い出とともに、俺たちのこれからを
決めてくれる、意味のある旅行となった。
そして、この日。
旅行のVを5人で見るという収録....
......
..................
パーク内で手を繋いで走る俺たち、
肩を寄せ合って部屋から見た、花火...
ワイングラスで乾杯し、
ムード満点のディナー...
はしゃいで、お土産を買うときは、
意識してないけど、
目を見て笑い合ってる....
(あー////見てられない!!
顔が赤くなってたり、しないよな~...)
そして、夕陽を並んで見ている場面では、
『One Love』のオルゴールバージョンが
BGMで流れていた.....
Vが終わり、変な沈黙に、
会場のファンからは『ふう~~♡♡』の声。
真っ先に口を開いたのは、松潤。
松「何、これ?....なのなん..マジ..」
相「超楽しそうだったよ~♪
俺も行きたかったなぁ~」
(こんな感じのVになるなら、寧ろ、
『俺たちつき合ってるんで、その辺、
サラッと見えるようにお願いします』
そう言っちゃった方がよかった///)
二「花火...見た?あれ、
俺のために上がってたんだよ~。」
櫻「........」