第27章 夢国
....それが、合図♡
(まだ、汗、引く気しないんですけど~)
俺は、ミネラルウォーターを
口に含み、翔さんの唇にロックオンする。
その中に、温くなってしまった液体を
流し込むと、彼は音を立てて飲み込んだ。
一旦離れて見つめると、
熱を持った彼の瞳とぶつかった。
「....その顔、エロいんだけど♡」
そう言うと、
櫻「だって、エロいことで
頭ん中いっぱいなんだもん♪
当たり前でしょ♡」
とドヤ顔で笑った。
俺は、近づく唇を見ながら、
ワザと目を開けたまま、
人差し指で彼の首からツーっと下になぞり、
乳首で止めた。
櫻「....ンッ...」
反応する彼に、俺は少し意地悪い顔で、
「この前、胸は大きい方がいいか、
小さい方がいいか、聞かれてたよね?
.....言ってやればよかったのに...
大きい方が、好きです、って♡」
すると、翔さんも片方だけ唇を上げて笑い、
櫻「今は、女の胸には興味ない...って?
....あっ、間違えた...
二宮和也しか目に入らないって♡
そー言えばよかった?」
言い終わらないうちに、
彼は俺のマネをして人差し指を
首から胸に滑らせ、
その周りで円を描いてから、
先端を軽く摘んだ。
「....あっ///」
俺が、たまらず声を洩らすと、
櫻「ちょっと触っただけでも、
イイ声で鳴く...ここが好き♡..って..」
そう言い終わると、もうすでに
堅く起立する先端に唇を這わせた。