第26章 合宿
〔二宮side〕
翔さんとの、なんとなくよそよそしい風呂は、
逆に俺のツボを押したかも...
なんか、スイッチ入った...♪
早く今日の撮影、終わんないかなぁ...♡
その後、リビングで飲みながら語り合う、
みたいな撮影があり、寝室で、
『これから寝ます』を撮り...
スタッフが引き上げることになったは、
12時近かった。
相葉さんは、
「翔さんとさ、変わろっか?」
とか聞いてくる。
気を使ってんなら、いらないから...
「いいよ、別に」
相「そう?言って...遠慮なく♪」
(そこで、じゃーふたりで
『何』したいから変わってよ!
って、言いにくいでしょ..)
寝る体制モードの彼に、
「俺、もう一度風呂入ってこようかな~」
とさらっと言うと、
相「じゃあ、俺も行こうかな~♪」
と...
.............
「あのさ...そこ遠慮するとこでしょ..」
そう返す俺に、相葉さんは妙に焦って、
相「あっ...//あれっ?
...そっか...そーだよね...
...なんか俺、急に
眠たくなっちゃったなぁ...ごめんね。
二ノ、もう寝るわ~...おやすみ~。」
(あのさ...ごめんって...
俺、元々誘ってないし。
変な小芝居、いらないから//)
相葉さんからの、精一杯の心遣いを受けて、
リビングに降りていくと、
暖炉の前のロッキングチェアーに人影が...
...翔さんだ♡♡