• テキストサイズ

いつも貴方がいた【気象系BL】

第25章 雪解


〔櫻井side〕

二ノが、腕の中にいる。
今まで、当たり前だと思っていた。

傍にいてくれるのが、
隣で笑ってくれているのが、
当然だと、
そう思っていた。


いくつもの苦悩を乗り越えて、

俺たちを結ぶ糸は、どんどん強くなる。

これからも、いろんな事があって、
その度に、悩んだり、
悔やんだりするだろう。

それでも、

やっぱり、
俺のあるべき場所は、
ここなんだと思う。


二「....翔、花...ありがとう。
飾るよ...」

そう言って、俺の持ってきた薔薇を、
大きな透明の花瓶に生けた。

アップで貰った花も、花瓶に差し、
隣に並べ、満足そうに眺める二ノ.....


俺は、その首筋に顔を埋めて、

「今日は、泊まってく....いい?」
と囁いた。

すると、二ノは、あのはにかんだ笑顔で、

二「ダメって行っても、
泊まってくくせに...♡」
と言った。

その反応に、当然気をよくした俺は、

「シャワー、してこよーっと♪」
と一言。

すると、お約束通り、

二「.....スケベ...♡」
と上目遣いで笑うニノ....

.........♪♪

そりゃあ、そうでしょ...

ちょっとご無沙汰だったんだからね~♡


/ 597ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp