第20章 未来
〔櫻井side〕
今日は二ノの車で、二ノの運転。
二「...ごめんね~..ちっちゃい車で」
「ホントに、これ乗ってんだね~...
CMみたいだよ♪」
二「初めてだね~...俺の車乗るの。」
確かに、いつもは反対側にいる二ノを、
左からみる感覚が、
ちょっと新鮮でドキドキするかも♪
「こっから見るカズも、可愛い♡」
二ノは笑いながらチラッと俺を見て、
二「せっかくだけど、
直ぐ着いちゃうんだよね~
...も少し、どっか走る??」
「いいよ♪早く、2人になって、
ゆっくりしたいし♪」
そう言った俺は、二ノの太腿に手を乗せた。
すると彼は、悪戯っぽい目をして笑い、
二「あ~...ちなみに今日は、そゆこと、
なしにする?」
(おー///そーきた!!!いいよ~...
望むところだよ...
先に、我慢できなくなった方が、負けな!)
「いいよ♡それでも。」
俺の考えてたこと、お見通しの顔で、
二ノも笑った。