第18章 信愛
俺の話を、3人は黙って聞いていた。
「だからね、もういいんだ...
ありがとね。」
松「ホントに、それでいいの?」
相「そうだよ...忘れられたままじゃ、
淋しいじゃん。」
「そしたら、また好きにならせてやるよ!」
そう言って笑った俺の肩を、
隣の相葉さんは力いっぱいたたいた。
「いたいよ~!バカ力なんだから....」
大野さんは、ちょっと涙ぐんでて、
大「ニノ...カッコいいよ。」
と、笑ってんのか泣いてんのか、
わからない顔でそう言った。
もしかしたら、俺の話に、
自分の気持ちを重ねたのかもしれない。
相葉さんに送って貰って、帰ったのは、
深夜の2時を回っていた。