第16章 擦違
収録終わり、軽く打ち合わせを兼ねて、
食事に行くことになっていた。
スタッフやマネージャーも一緒に
20人位で焼き肉を食べ、その後、
5人で二次会を...ということになった。
相「あそこは?翔ちゃんの
友達がやってるとこ...」
「おーいいよ~..聞いてみるわ~」
俺は直ぐに友達の店を予約し、
5人で向かった。
この間、大野さんと2人で
来たばかりだけど...
俺たちは酒を飲みながら、いつものように、
たわいもない話で盛り上がり、
楽しく飲んでいた。
しばらくして、友達が顔を出してくれた。
友達「みんな揃ってありがとうごさいます!!
今日もはゆっくりしていってね~。
それから、大野くん...
この前、櫻井と来たとき、
キャップ、忘れてったでしょ?」
友達が差し出したキャップは、
確かに大野さんがいつも被ってるやつ...
松「2人で?いつ来たの??」
(マズい!!!!それはニノに内緒の...////」
友達「先週の金曜日だったよね?」
「そうだっけ??違う日じゃ~...」
友達「いや!!絶対金曜日だよ!!」
(そんな全力で肯定しなくても///)
ニ「.......」
それが、あの日だって気づいたのか、
ニノは黙ってた。