• テキストサイズ

いつも貴方がいた【気象系BL】

第16章 擦違



今日は5人での収録の日。

あれ以来、大野さんと会うのは初めてだった。

「おはよー」と楽屋にはいると、
大野さんと松潤が来ていた。

松「おはよう、翔さん」

大「翔ちゃん、おはよ」

大野さんは、俺を見て少し眉を下げ
笑顔をくれた。

その笑顔が、やっぱり俺の胸を
少し締め付けたが、悟られないように
俺もいつもの笑顔を返した。

松「寝癖、すごいよ。」

松潤にそう言われて、

「起きたのギリギリでさぁ..
シャワー出来なかったんだよ!!!」

そう言って髪をグシャグシャにする俺を、
大野さんは笑ってみていた。

(ああ...よかった..)

ホッとしたのも束の間。
後からニノと相葉くんが来た。

相「はよー!!みんな早いね~」

二「おはようございます」

松「来た来た...翔さんの寝癖の原因..」

二「寝癖??」

相「そーゆこと??」

俺は「違うから///」と慌てて否定したが、
それが何だか、逆に怪しい...

(なんだこれ!?マジで///)

そんな俺たちのやり取りを、
大野さんは笑いながら、黙って見ていた。


/ 597ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp