第16章 擦違
俺たちは、ニノのロケの話をおかずに、
和やかに飲み、食べ...
ヤバい。腹がいっぱいで。
運動しないと、だよな。
人間ってすごいよ...
だって食欲満たされたら、
次の欲にシフト変換するから♪
「カズ、おいでよ...♡」
ニノは、ちょっと照れながら
俺の隣に座って俺にもたれてきた。
ニ「翔...やる気満々感、
ハンパないんたけど...」
ニノはそう言いながら、照れ笑いをする。
(ハイ!!スイッチ入った~//)
俺は、ニノの顎を持ち上げ
唇を重ねていった。
直ぐに舌を差し込むと、
ニノも当たり前のように、それに応じる。
唇をそっと噛んだり、舌を絡め、
吸い上げたりすると、
ニノから甘い喘声が漏れる。
二「...んん..んぁ..はぁ..」
息をするのを忘れてしまいそうな、
そんなキスだけで俺自身は反応する。
ニノはどうかと、そっと手を伸ばすと、
スエットの中で、十分過ぎるほど
質量を増していた。
「カズ、キスだけで...感じた?」
自分のことは棚に上げて、
耳元をそう囁くと、
二「...だって..」と赤くなった。