• テキストサイズ

君と僕の見ている風景【気象系BL小説】

第65章 答え


「ごめん…」


雅紀「謝らなくていいから泣かないで?」


「うん…ごめん…」


雅紀「大丈夫。ね」


トントンと背中を撫でてくれる相葉くんの手が気持ちいい。
俺は…鼻を啜りながら相葉くんの肩に顔を預けた。


「ありがと…」


雅紀「どういたしまして〜」


明るく返してくれる相葉くん。
本当に彼は優しい。
黙って寄り添ってくれる。
嵐のマイナスイオン。


雅紀「早く松潤と仲直り出来ます様に」


「………」


相葉くんが何か言いかけたと同時に扉が開く。
仲良さそうに話しながら智くんとにのが楽屋に入って来た。


和「おはよ翔さん!」


俺を見るや否や、靴を脱いでパタパタ駆け寄り無理矢理俺と相葉くんの間に割り込んで来る。


雅紀「ちょ、にのぉ!」


和「翔さんと話したいの!あんたどいて。抱き付いてんじゃないよ」


雅紀「おわっ!」


にのに押され、相葉くんがひっくり返りそうになるのを智くんが押さえる。


雅紀「お、おはよりーだー。ありがと」


智「おぅ。おはようさん。すまんな」


雅紀「いいよぉ」


隣でそんな和やかな会話が繰り広げられてる。


「おはよ…にの」


和「うん。おはよ」


にのがぎゅっと俺に抱き着いて来た。
/ 1278ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp