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君と僕の見ている風景【気象系BL小説】

第63章 修復


「ん…」


斗真の舌が絡み付く。
それに自分のを絡ませながらしがみついた。


斗真の腕が腰に回され、ゆっくりと押し倒される。


斗真「翔くん…」


囁かれ、閉じていた目を開くと斗真が俺の服を掴んだ。


「あっ…」


服を捲られ、顕になる胸元。
斗真の手がゆっくりと飾りに触れる。


「ちょ、待って…」


斗真「駄目」


隠そうとした手を捕まれ、頭の横で固定される。


斗真「綺麗だよ翔くん」


そう言った斗真の顔が下がったと思ったら、飾りが生暖かい感触に包まれる。


「あっっ、やぁ…!」


斗真「すっげ…可愛い…」


そう呟く声が聞こえ、また暖かい感覚。


「斗真っっ…待って…」


舌が絡み付き、押し潰される様な感触に身体が熱くなっていく。


頭が少しずつ真っ白になっていた。


「ひぁっっ…!」


片方を摘まれ、身体が跳ねたと同時だった。
テーブルに置かれた斗真のスマホが勢いよく音を立てる。


動きが止まった後、斗真の顔が上がる。


「はぁっ…」


斗真「くそ…」


斗真が乱暴にスマホを取り、画面を見ると俺を見つめた。


斗真「マネージャーだ。ごめん」


そう言って俺に背中を向ける。


斗真「もしもし。はい」


その斗真の背中を見つめていると…高ぶった熱がクールダウンしていく。
俺は…何をしてるのだろう。


慌てて捲られたシャツを戻した。
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