第59章 宮城の夜
翔「う、ん…」
翔の手が俺の背中に回った。
キスをするのも…翔を抱くのも…翔に触れる事が久し振りだった。
どうして真央を…抱いたんだろう。
こんなにも翔を愛してるのに。
どうかしてた。
一時の気の迷い。
一晩だけの…気まぐれ。
ごめん…翔…
本当にごめん…
何度も心で謝罪を繰り返しながら俺は翔の服を脱がせていく。
翔「ふ…ん…」
時折鼻に抜ける声が色っぽい。
もう俺の下半身は…カチカチに固まっていた。
上半身を露にすると、しゃぶりつく様に俺は可愛く咲く飾りに吸い付いた。
翔「あぁん…!」
ビクンと跳ねる翔の身体。
その姿に余計に興奮を煽られた俺は…翔のズボンと下着を降ろし、蕾に指を這わせた。
翔「あ…潤…」
「もっと…もっと俺の名前呼んで?俺を呼んで…翔…」
翔「潤…潤っ…」
翔の俺を呼ぶ声が心地良い。
ひくつくそこを中指の腹で撫でながらゆっくりと埋めていった。
翔「ひぁ…あ…」
全身を桜色に染めながら翔の身体は俺の指を受け入れていく。
根本まで沈めた後、直ぐに2本目を沈め、動かし始めた。
翔「あっっ、あん…あ…」
翔が声を上げながら一筋涙を溢した。