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君と僕の見ている風景【気象系BL小説】

第58章 cleavage


スタジオに缶詰になりながら宮城でのライブを作り上げていく。


4日間で20万人動員のコンサート。
途中中日があり、翔は東京に戻って報道番組の生放送に出演。
俺を含む4人は番組の収録をする事に決まった。


日が経つに連れてリハーサルも始まっていく。
翔も仕事に復帰し、リハーサルに参加する様になった。


でもなかなか薬のせいで体調が安定せずに苦労してるみたいだった。
隠してるけれど俺には分かった。


どうにか支えたい。
翔も思ってる。
宮城でのライブを…成功させたい。


一緒に頑張るって決めたんだ。
宮城会場で…翔が元気に歩き回れる様にしたい。
勿論俺達も。





翔「潤。帰れる?」


リハーサル後、翔が俺の元にやって来る。


「あ、うん大丈夫。後10分待って…」


パソコンと翔を交互に見ると翔がゆっくりと近付いて来る。


「車で待ってて。直ぐ行くから」


翔「分かった。早く来てね」


「うん」


翔が出て行く背中を見てまたパソコンを見つめた。


「さて…急いでここまで終わらせようか…」


スタッフと打ち合わせを始めた。
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