第52章 6年目のハッピーウエディング
神父さんがまた英語で話した後、俺を方を見つめた。
神父「Kazunari Ono,do you take Satoshi from you now hold by the hand to be your lawful wedded husband?」
「………Yes,I do」
頷くとさとしの瞳から涙が溢れた。
神父「Now,I'd like to you meet Mr. and Ms Ono.So,you may Kiss the bride」
誓いの…キス…。
それだけは分かった。
するとさとしが俺に一歩近付くと、両手を取った。
智「………これからも宜しくな…」
「泣きすぎだよ…さと…」
智「お前も…」
「だって…」
微笑みながら…お互いの涙を拭った。
親指がそっと唇に触れた。
智「………愛してるぞ」
「うん…俺も…愛してる」
さとしが俺を抱き寄せ唇が重なった。
さとし…愛してるよ。
さとしの首に手を回し、俺達は熱い誓いのキスを交わした。