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君と僕の見ている風景【気象系BL小説】

第51章 ハワイでのコンサート


ー潤sideー


コンサート二日目。


にのの腰もこの日は問題なく、スムーズにコンサートは流れていった。


唯一、後半にどしゃ降りの雨が降ったのは予想外だったけど。


雨が降らない事で有名なこの地区に二度も大量の雨を降らせた事は…俺達は正に嵐なんだと…そう思った。


最高の二日間を終えた俺達は…ホテルで抱き合った。
ハワイでのコンサートは…きっと大成功と言っていいだろう。
本当に…やってよかった。










ホテルに戻り、シャワーを浴びるとそのまま打ち上げ会場へと向かう。
疲れた嫌だとごねるりーだーを引きずって会場へと行くと…大勢の現地スタッフの人達に温かく迎えられた。


盛大な打ち上げの中、気が付けば俺達5人はいつの間にかテラスに集まっていた。


智「かず腰は平気か?」


和「それ何回目?もう大丈夫だってば」


腰を擦るりーだーをにのが笑いながら叩く。
相葉くんと翔がそれを見て笑ってた。


翔「あっという間だったね」


「うん」


雅紀「でも明日も番組収録あるしさ…まだ忙しいね」


翔「そろそろ俺行かないとな…こんな時間だ」


「もう?」


翔はこの後有吉さんとの番組の収録がある。
コンサート終わりに何でそんなのぶち込むんだって文句言いたかったけど…翔に止められた。


翔マネ「櫻井さん行きましょう」


翔「はーい。じゃあ行ってくるね」


「気を付けてな」


翔「うん」


翔が会場を出て行く背中を見送ると寂しさが込み上げてきた。
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