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君と僕の見ている風景【気象系BL小説】

第51章 ハワイでのコンサート


先程までの歓声が飛び交うステージとはうって変わって…静かなステージ。


ここに来てから何故かいつも泣いていたさとし。
でもまさか…ステージでも泣くなんて驚いた。
でもその涙は…凄く綺麗だった。


そんなりーだーを見て…皆も涙を滲ませていた。


辛かった腰の痛みも…今は少し落ち着いた様にも感じる。


1日目は大成功だったハワイ。
明日もまた…成功させたい…。
そんな思いを胸に…俺達はアンコールまで無事に終え、ヘリでホテルへと戻って行った。


ホテルに戻ると俺はそのまま病院へと連行された。
さとしが着いて行きたいと駄々をこねたが食事会に顔を出せとの命令で出来なかった。
それでも着いて来ようとするさとしを3人が必死に止めていた。










ジュリー「よかったわね大した事なくて」


「はい。すみませんご迷惑お掛けして」


ジュリー「まぁ、これ位で住んで良かったわ。明日も無理はしない事。いいわね」


「はい」


病院からの帰り道、後部座席でジュリーさんと並んで座る。
2人きりになるのは久し振りだから…何となく緊張した。
何を話していいのか分からなくて俺は…窓の外に広がるまだ人通りの多い街中を見つめていた。
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