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君と僕の見ている風景【気象系BL小説】

第51章 ハワイでのコンサート


「やっぱり来てすぐにしちゃうのって…馬鹿…」


和「お互いする事一緒だね」


「ふふっ…」


和「あー…でもこんなに暑いとは…」


「ほんと…雨のせい…」


たまらなくなった俺とにのはシャツを捲って風が入る様にバサバサと煽る。


「ん?」


見ると…ステージの下には作業をしていた現地の作業員達が笑顔で手を振って俺達を見ていた。


和「何か集まってない?」


「うん…」


「Hey!You guys I cute!」


1人がそう声を掛けてくる。


和「え…何て…?」


「………『君達可愛いね』…だって…」


和「え…」


「まぁ…いい人達だね」


「Are you married?」


「Do you have a boyfriend?」


少しずつ人が集まり声を掛けられる。


どうしよう…。


戸惑っていると…いきなり俺もにのも腕を引っ張られ、無理矢理立ち上がらせられる。


「じ、潤!」


和「さとし…!」


俺は潤に、にのは智くんの腕の中に居た。


潤「俺の嫁ナンパしてんなよ。仕事しろ」


智「悪いが2人共売約済みだ!」


日本語が通じたかどうか分かんないけど…俺達の関係は理解したみたいで残念そうに散って行った。
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