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君と僕の見ている風景【気象系BL小説】

第51章 ハワイでのコンサート


乱れた髪を整えながら翔と2人、急いで服を着替える。


途中、翔と目が合うと照れ臭そうに笑った。


今から散々疲れるのに…俺達ハワイに着く早々何してんだろうな。
でもまぁ…気分は満足。


マネ「………貴方達もですか?全く隙あらば…」


マネージャーに会った瞬間、呆れた様にそう言われた。


翔「た、達…?」


ロビーには先に待っていたりーだーとにのが髪を整えていた。


………向こうもか…。


思わず笑ってしまう。


マネ「笑い事じゃないですって。途中倒れても知りませんよ!」


プンスカ怒るマネージャーに連れられ、俺達はコンサート会場に向かった。










ハワイオアフ島のホノルル郊外にあるコオリナ地区にある特設ステージで嵐のコンサートは行われる。


ほとんど雨の降らないこの地区だけど…前日に降ったどしゃ降りのせいで地面がぬかるんでる上に容赦なく照り付ける灼熱。


滴り落ちる汗を拭いながらステージに座り込む。


「あっつい…」


和「はぁ…」


水を飲みながらにのが俺の隣に座り込む。


和「腰痛い…」


「大丈夫?」


和「ん…何とか」


手で顔を仰ぎながらにのは大きくため息を付いた。
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