第49章 15周年の始まり
翔「あ、あ…いや…」
飾りを吸い上げる度に翔の身体がビクンと震える。
久し振りの情事に翔の身体は感じやすくなっている。
そんな翔に俺も興奮を隠しきれず、塊がズボンを押し上げて痛い位だった。
翔「あん…潤…」
飾りから口を離すと…そのままゆっくりと下へと舌を這わせる。
脇腹…ヘソ…そして太もも。そして…蕾。
翔「やぁ…」
俺は足を広げて抱えると…太ももとお尻、蕾を回りに何度も吸い付き痕を付けた。
顔を上げると…沢山の所有印が赤く咲いた。
翔「馬鹿…」
そう言いながらも翔は嬉しそうに微笑んでいた。
「俺のものだよ。初めて出逢った日から…ずっと。翔は俺のもの…」
翔「もう…18年…?」
「だな…。出逢って18年。結婚して…6年」
翔「潤」
「ん?」
翔「これからも…変わらないよね。俺達」
「当たり前じゃん。何も変わらないよ。何があっても」
そっと口付けると翔がふわっと微笑んだ。
翔「でもひとつ…変えたいな…」
ぽつりと翔が呟く。
「え…何?」
翔「もう1人…」
ゆっくりと…翔がそのお腹を撫でる。
翔「授かれば…もっと幸せなんだけどな…」
「じゃあ沢山愛し合って…コウノトリさんに運んでもらわないとな」
翔に覆い被さる様にぎゅっと抱き着いた。
翔「ふふっ、くすぐったぁい」
翔が笑いながら俺の背中に手を回した。