第48章 最愛の家族
ー潤sideー
「太陽何食べたい?」
冷蔵庫を開けて太陽を抱っこすると太陽が卵を指差した。
太陽「オムライチュ!」
「オムライス?よし一緒に作るか」
太陽「うん!」
太陽に手伝って貰いながらオムライスの準備をする。
翔がドラマの撮影で家を開ける事が多くなってるから太陽と2人で過ごす事が多くなってる。
料理を手伝いたがる様になって…そんなとこも俺に似てるなと嬉しく思っていた。
卵を割ろうとしていた時、ふと家の電話が鳴り始める。
「ちょっと待って太陽」
そのままリビングへといそいだ。
「もしもし松本です」
翔母『もしもし潤くん?陽子です』
「あ、お義母さん?」
電話の相手はお義母さんだった。
翔母『ええ。潤くん今太陽と2人でしょ?よかったらうちに夕食食べに来ない?知り合いに美味しい物を頂いたのよ。それとももう作っちゃった?』
「いえ今から作ろうと。じゃあお邪魔していいんですか?」
翔母『勿論よ』
「じゃあお伺いします。後で」
翔母『待ってるわ』
そしてそのまま電話を置いた。
「太陽。世田谷のばぁばのとこご飯食べに行くか?」
太陽「ばぁば?いく!」
「よし。じゃあ着替えて行こうか」
太陽「うん!」
俺と太陽は準備をして翔の実家へと向かった。