第45章 心の傷
ー翔sideー
「じゃあおやすみ」
太陽「おやすみなさい」
「虎鉄おやすみ」
虎鉄「にゃー」
太陽と虎鉄をベッドに寝かせた後、俺は寝室を出た。
リビングに戻ると潤がまったりとニュース番組を見てる。
潤「太陽寝た?」
「うん」
そう言うと潤が俺の身体を引き寄せた。
俺も素直に潤の腕に身を預けた。
潤「最近にのと話した?」
「うん。昼間も連絡来てた。赤ちゃん順調みたいだよ」
潤「そっか…もうすぐ産まれるんだもんな」
「うん」
潤「本当に…別れなくて良かったよ」
「そうだね…でもさ…」
潤「ん?」
「大変なのは…これからだよねきっと」
潤「そうだな…。でもきっと乗り越えられるよ」
「うん。いつか太陽とも…仲良くなれたらいいな」
潤「きっとなれるよ。それに俺達も出来る限りの事…しよう」
「うん」
俺はぎゅっと潤に抱き着いて頷いた。