第7章 想いの交差

翔「あ、あっっ…」


親指で先端を刺激する度にタラタラと体液が溢れてくる。


久し振りの快感に翔は直ぐに上り詰めてしまう。


翔「潤っっ…強くすると駄目っっ…」


「いいよ出して…」


そう言うと俺は顔を近付けちゅっと塊にキスする。


翔「あぁっっ…も、や…出る…」


「イって？」


俺は塊をぎゅっと握り、一気に扱き上げた。


翔「ひっっ、あ、あぁっっ！！」


先端から体液が溢れて、俺の顔に掛かる。


翔「はぁっ、はぁっ…ご、ごめん…」


手を伸ばし、俺の顔を拭こうとする翔の腕を俺は取った。


「いっぱい出たね。翔も溜まってた？」


翔の指で顔の体液を拭い俺はそれを舐め取った。


翔「し、知らない…」


顔を真っ赤にしたながら翔はその顔を背けた。


翔「可愛かったよ」


俺は少し体液の付いた自分の手を下に伸ばし、翔の秘部に触れた。


翔「あ、っっ…」


暫く俺を受け入れていないその蕾は、まだ固く閉じられていた。


ゆっくりと蕾を撫でながら、中指を挿れる。


翔「んっっ…」


「キツかったら言えよ？」


翔「大丈夫…」


ゆっくりと中指を根元まで沈めた。
翔の様子を伺いながら俺は指を抜き差し始めた。


翔「はぁっ…ん…」


翔を見ると、ぽってりした唇を半開きにさせ、きゅっと目を閉じてる。
その表情にやられた俺はその唇に吸い寄せられる様に口付けながら、指の動きを速くした。


翔「んんっっ…じゅ…」


舌を絡めながら指を一気に３本に増やし、中を掻き混ぜる。


翔「んぁっっ…！あっっ、あんっっ…」


急激な強い快感に翔はたまらず唇を離す。
俺は構わずに翔を見つめながら指を動かした。


翔「やっっ、あっっ…そんな強くしたら駄目っっ…」


翔の腰がガクガク震える。
直ぐに二度目の絶頂が襲ったみたいだ。
俺は指を腹の方にグッと曲げる。


翔「あぅっっ…！！」


前立腺を押した衝撃で翔の塊から一気に白濁が吹き出す。
翔の下半身が白濁まみれになった。


「すげーなこのアングル…」


自分にも限界が来た俺は、上半身を起こし、シャツを投げ捨て、スウェットのパンツと下着を一緒に下ろした。


翔「はぁっ…はぁっ…」


ぐったりとした翔がぼんやりとこちらを見つめてる。


俺はそのまま翔へと覆い被さった。