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君と僕の見ている風景【気象系BL小説】

第39章 雅紀の決意


ー翔sideー


「本当にごめん!」


和「ごめんなさい相葉さん…!」


事務所の応接室。
そこで俺とにのは並んで相葉くんに頭を下げた。


「俺達夫婦の事に巻き込んだ挙げ句…こんな形で綾ちゃんとの事…バレるなんて…」


雅紀「何言ってんの。気にしないで?遅かれ早かれバレる事だし…油断してた俺が悪いんだよ」


「相葉くん…」


雅紀「それに…子供達がメンバーの子供だって事は分かってたみたい。ああいう風な見出しの方が売れるからあんな記事にしたみたいだよ」


潤「マジかよ…くそ」


智「ざけんな…」


いつもは温厚なりーだーも今日はイラつきを隠せない様子だった。


雅紀「ごめんね。せっかく仲直りしてご機嫌だったのに水指して…」


和「相葉さんが謝る事じゃないですよ」


雅紀「それとさ…さっきジュリーさんに話したんだけど…俺ちゃんと自分の口から説明したいと思うんだ」


潤「それって…」


雅紀「囲みで記者会見する様に…手配してもらってる。ちゃんと話す。それが綾ちゃんを守る為でもあるから。もう…別れたりするのはごめんだ」


そう言う相葉くんの表情は…思わず見とれてしまう程…男前だった。


「俺達もサポートするから」


雅紀「翔ちゃん…」


潤「頑張れよ相葉くん」


雅紀「………ありがとう」


泣きそうな顔の相葉くんを俺達は囲んでいつまでも励ましていた。
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