第37章 最愛のパートナー
翔「ん…ふぅ…」
キスが深くなると翔の口から甘い声が漏れる。
俺達は身体を洗うつもりでシャワーを浴びながらお互い絡み合い、口付けを交わしていた。
「翔。壁に手付いてお尻こっち向けて?」
唇を離すと、翔は素直に従った。
翔「こう?」
ぷりっと引き締まった翔のお尻がお湯で濡れて凄くえろい。
「………いいケツしてんなぁ…」
翔「ぷっ。オヤジ…」
壁に手を着いた翔が笑いながら振り返った。
「だってマジだもん」
翔「お尻フェチ…」
「それは否定しないけど」
そう言いながら俺はその形のいいお尻を揉んだ。
翔「あっっ…ねぇ潤…」
「何?」
翔「歳取ってお尻垂れても…愛してくれる…?」
「何言ってんだよ」
不安そうに見つめる目の前の奥さんを俺はぎゅっと抱き締める。
「例え歳取ってお尻下がっても…シミやシワが増えても…翔である事に変わり無いだろ?お腹がたるんできたって…それは俺と過ごした年輪みたいなもんじゃん。だから…今よりきっと未来の方が…過ごした時間の分翔を愛してる自信あるよ」
翔「潤…」
嬉しそうに翔が微笑んだ。
「ちょっと…クサいか」
翔「ううん。嬉しい…また潤の事…好きになった」
「ありがと。翔は?翔は俺が歳取っても…ずっと愛してくれる?」
翔「………うーん…」
翔が腕組みをしながら考え始める。
「え?そこ考えるの?」
翔「顔が薄くなったら飽きるかも…」
「………ははっ。じゃあこの濃さ保たないといけないな」
翔「ふふっ、お願い」
シャワーに濡れながら俺達はいつまでも抱き合った。