第37章 最愛のパートナー
翔「あぁっっ、あんっっ…潤っっ…あっっ…」
「はぁっ…翔っっ…」
俺に強くしがみつきながら翔が色っぽい声を上げる。
愛しいその身体を抱き締めながら俺は思いきり腰を振った。
翔「やぁっっ…もうイくっっ…!」
「俺も出るっっ…」
翔「あ、あんっっ…潤っっ!!」
俺の名前を呼びながら翔が白濁を飛ばしながら果てる。
「くぅっ…!」
そして俺も翔の最奥に欲望を放った。
翔「はぁっ…はぁっ…ふぅっ…げほげほっ…」
息を切らしながら翔が咳き込む。
「大丈夫…?」
翔「へーき…ちょっと…声上げ過ぎて…」
そう言う翔の声は少し掠れていた。
「5回だもんな…」
玄関で2回。風呂場で2回。
寝室で1回。
予告していた回数二桁まで半分…。
翔「もう無理…休ませて…」
「じゃあお水持って来るよ。横になってて」
翔「うん…ありがと…」
ベッドを降りて寝室を出る。
冷蔵庫から500ミリのペットボトルを取り出して寝室へと戻った。
「翔」
寝室に戻ると疲れた翔は半分眠っていた。
「お水飲まないと…」
翔「ん…」
ぽやんと目を開いた翔の身体を起こしてペットボトルを飲ませた。
一気に半分近く飲み干すとようやく呼吸も落ち着いてくる。
翔「生き返ったぁ…」
「一気にヤり過ぎたね」
翔「本当…。でも俺も…太陽が居ないから我慢しなくていいって思ったら…声大きくなっちゃった」
恥ずかしそうに翔はシーツを掴んで顔を隠す。
「恥ずかしがるなよ。すげー色っぽくて可愛かった」
シーツを取り上げ翔の顔を見つめる。
「愛してるよ翔」
翔「潤…」
「50代になっても60代になっても…セックスレスにならない様に…毎日愛し合おうな」
翔「ふふっ毎日?」
「そ。毎日オーガズムを求める還暦夫婦になるんだ」
翔「ははっ…もう…」
楽しそうに笑う翔にキスしながら俺達はまたベッドの上で絡み合った。