第37章 最愛のパートナー
「ただいまー…」
久し振りの我が家。
鍵を開け玄関へと入る。
「1週間振りだぁ…」
そう言いながら靴を脱いだ瞬間、潤に後ろから抱き締められる。
「じ、潤…?」
潤「ごめ…もう限界…。抱きたい…」
「わぁっ!」
そのまま床に押し倒され、潤の腕が腰に回される。
「潤!ここ玄関…」
潤「だってもう無理…。翔が許してくれたって思ったらもう…」
「ちょっ!」
お尻を持ち上げられ、ずるんとズボンと下着を下ろされる。
「やっっ…!」
潤の荒い息が聞こえる。
そのまま潤がお尻を開きながら蕾に口付けてきた。
「あ、あっっ…」
中を解す様に下でねっとりと舐め上げられる。
ゾクゾクと快感が走った。
でもここが玄関だという羞恥心はまだ拭えなくて。
「はぁっ…やだもう…止めて…」
足をパタパタ動かして意味の無い抵抗を続けた。
「潤いや…玄関は嫌…」
するとお尻から潤の顔が離れる。
解放されたかと思ったのも束の間、カチャカチャとベルトを外す音がする。
「え…え?」
潤「も…挿れるよ…?」
「う、嘘…」
そして四つん這いにされた後、蕾にグッと固い物があてがわれる。
「ま、待って…!ベッド…ベッド!せめてリビング!」
潤「もう無理」
そしてそのまま一気にズブリと潤が入ってくる。
「あぁっっ…!」
潤「はぁっ…はぁっ…翔っっ…」
「あ、あっっ…やだっっ…」
潤が後ろから激しく俺を突き上げてくる。
余裕の無いセックスに俺は腕を突っ張って耐えるしかない。
このパターン…また絶対…。
潤「あ、翔っっ…イくっっ…!!」
「っっ…」
潤が動きを止めブルッと身体を震わせる。
それと同時に俺の中に熱い物が注がれた。
潤「はぁっ…はぁ…ごめ…」
また…このパターン…。
余裕の無い時の潤のセックス。
勝手にイって終わり…。
「馬鹿…」
怒る気も失せた俺はそのまま床に突っ伏した。