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君と僕の見ている風景【気象系BL小説】

第34章 魅惑の薬


ー翔sideー


何が起こったんだっけ…?


確か皆でワイン飲んでて…。
そうだ…!
相葉くんが買って来た変な液体。
媚薬だとか言うから絶対違うと思って飲んでみた。
普段なら口も付けないけど…酔ってたから気が大きくなってたのかな…。


飲んだら…苦しくなった。
呼吸が出来なくなって…そのまま意識が途切れた。
覚えているのは…パニックになりながら俺の名前を呼ぶ潤。


でも…気が付くと潤の腕に抱き締められた状態で…。
………どうなってるの?


それに潤が驚いて俺を見てるし…。


「潤…?何?」


潤「いやそれがよく…その…」


「え?」


そして視線の奥には…同じ様に智くんに抱き締められたにのの姿。
智くんも…目を見開いてにのを見ている。
そしてそのにのの身体は…。


「に、にの!!裸!!」


和「え!?」


横たわるにのの姿は…全裸だった。
………という事は…まさか…。


視線を落とすと…目に入る俺の裸体。


「う…うわぁぁっっ!!」


潤「翔落ち着け!!落ち着けってば!!」


「馬鹿ぁっっ!!何で脱がすんだよ変態!!」


潤「違う違う!!」


和「さ、さとしの変態っっ!!」


智「いってぇっっ!!」


「にの!!」


和「翔さんっっ!」


俺達は起き上がり、身体を隠しながら一緒にリビングを出て行った。


潤「翔!それだけじゃないんだって!!頭とお尻!!」


潤が意味の分からない事を言ってたから無視して寝室に入った。
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