第34章 魅惑の薬
仕事終わり俺はりーだーと一緒にうちに帰る事になった。
案の定、にのはうちに来ていて『翔さん家で夕飯食べるから潤くんと一緒に帰って来て。潤くんによろしく』とりーだーにメールが来ていたらしい。
相葉くんも誘ったけど…明日も朝早いからと丁重に断られた。
帰りにコンビニに寄り、お酒を調達してそのまま帰路に着いた。
翔「お帰り。お疲れ様」
「ただいま」
和「お帰りなさい」
智「おうただいま♪」
それぞれの奥さんがそれぞれの旦那さんを出迎え、リビングへと移動する。
智「それにしても結婚してから俺らしょっちゅう一緒に居るよな。特にかずと翔くん」
「確かに」
翔「確かにそうだねぇ。休みが合えばどっちかの家に行くの当たり前になってるしね」
和「もういっそ皆で一緒に住みますか」
「ははっ。ナイスアイデア」
智「賑やかだろな」
リビングに入ると…チーズのいい匂いがした。
太陽「パパ!おかーり!」
「ただいま太陽」
太陽「あ!しゃとじぃ!」
「はいはい。さとじぃですよー」
諦めた様に笑いながらりーだーが太陽くんを抱っこする。
「おー重くなったなぁ」
「ともくーん」
とも君を抱っこすると俺の顔を見ながらにこにこ微笑む。
「またりーだーに似て来たな」
和「そうなんですよ。太陽くんみたいにお父さんのコピーになりそうで」
「ふふっ」
翔「さて、ご飯にします?今日はチーズフォンデュだよ」
「おー。丁度良かった。赤ワイン買って来たんだよ」
翔「あー良いね!ありがと」
俺達はテーブルに腰掛けながら夕食の準備に取り掛かった。