第30章 家族の絆
病院に着くととにかく走った。
あーもう!分娩室こんなに遠かったっけ。
かず…!今行くからな!!
雅紀「りーだー!」
分娩室の前に着くと、松潤以外の皆が揃っていた。
翔くん。
相葉ちゃん。
綾香ちゃん。
父ちゃん。
母ちゃん。
姉ちゃん。
お義母さん。
お義姉さん。
智姉「やっと来た!うわ!怪物ランドのプリンス」
「終わってすぐ来たんだよ。かずは!?」
丁度いいタイミングで看護師さんが出て来る。
看護師「ご主人ですか?」
「はい」
看護師「こちらへどうぞ。もうすぐですよ」
「はい!」
翔「智くん。にのの手…握ってあげて。それだけで安心するから」
「分かった。行って来る」
俺は皆に頭を下げて分娩室へと入って行った。