第29章 思い出のヌードグラビア
ー潤sideー
三脚にセットしていた一眼レフを取り、翔の元に行く。
翔は恥ずかしそうに笑いながらもシーツから顔を出して俺を見つめていた。
「可愛いなぁ…」
そこで何枚かシャッターを押す。
翔「ふふっ…潤のえっち…」
べぇと舌を出す翔は本当に可愛くて…何度もシャッターを押してしまう。
これが…俺にしか見せない翔の顔。
世界で1番の…翔。
「ほら、起きて?」
素直に起き上がると…シーツが良い感じで翔を纏っていた。
子供座りをした翔の足がシーツから伸びる。
「何か花魁みたい…」
翔「本当?」
「うん。乳首がチラリズムになってるし」
翔「ははっ」
「セクシーだなぁ」
翔「潤いつからこれ考えてたの?」
「んー?」
シャッターを押しながら普通の会話が出来るのも…俺達だけだからだなと思った。
「喧嘩して仲直りした…次の日かな…。翔シーツ下ろして?」
翔「もう…言ってくれればいいのに…」
「だって驚かせたかったから。うん、いい綺麗」
翔の白い肌が真っ白のシーツによく映える。
翔「潤」
「んー?」
翔「潤てば」
「ちょっと待って…」
翔「潤も来てよ」
「えーでももう少し翔のソロ…」
翔「早く…2人でヌードになるんでしょ?」
「でももう少し翔のソロヌード欲しいんだよな…」
翔「はーやーくーじゅーん…」
翔がシーツを少し捲り、足を開くと…そこから覗く翔の秘部。
「しょ…」
そこでも思わずシャッターを押した。
翔「来て?潤…」
「わ、分かった…」
小悪魔がいる…。
俺は一眼レフを脚立に固定して翔の待つベッドへ向かった。