第27章 Tears
翔「や、やだぁ…そんな広げちゃや…」
翔が手を伸ばし、露になった股間を隠そうとジタバタする。
「暴れんなよほら」
翔「きゃっ!」
お尻を掴み持ち上げると可愛い悲鳴を上げる。
目の前には…綺麗な翔の蕾。
顔を近付け…ゆっくりと唇を落とす。
翔「んん…」
ひくっと蕾が痙攣する。
唇を重ねながらぺろりと舌を這わせる。
翔「あん…」
シーツを掴みながら翔が身体をくねらせる。
気をよくした俺は…蕾に舌を這わせ、一気に下から上へと舐め上げる。
翔「ひぁんっっ!」
弓なりに翔の身体がのけ反る。
翔「い、今の反則っ…ばかぁ…」
「可愛いよ翔」
そのまま蕾を広げながら…丹念にそこを舐め始める。
翔「んんっっ…あぁ…潤っっ…」
時折唇を噛み締めながら、翔の口から艶っぽい声が漏れる。
唾液をたっぷり含ませながら丁寧に舐めると…そこはゆっくりと解れ、妖しくてかり始めた。
翔「はぁっ…やぁ…も…出ちゃ…」
掴んだシーツをぎゅっと巻き込む。
蕾に吸い付いて思いきり音を立ててそこを吸い上げた。
翔「や、あぁっっ!!」
勢いよく白濁が翔の先端から吹き出した。
翔「あ…ご…ごめ…」
「ふふっ、いっぱい出たな」
顔やら髪の毛やらにかかった白濁を拭いながら…翔にキスを落とした。
「可愛いよ翔。気持ち良かった?」
翔「ん…」
呼吸を整えながら翔が頷いた。
そのタイミングで…玄関のチャイムが鳴る。
りーだー…帰って来たんだ。
ナイスタイミング。
にのの足音が寝室の前を通り、玄関に向かう。
扉が開き、2人の会話が聞こえる。
翔の足を肩に掛け、体勢を整える。
翔「じ、潤…変な事考えてない…?」
「さぁ?」
そのまま蕾に塊をあてがった。
翔「は、早く…挿れて…」
「ちょっと待って…」
暫くすると…リビングに向かう足音が寝室の前を通る。
そのタイミングで俺は一気に翔を貫いた。
翔「あぁぁっっ…!!」
翔の大きな声が寝室に響き、足音が立ち止まった。