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君と僕の見ている風景【気象系BL小説】

第27章 Tears


「翔?」


寝室に入ると翔はベッドの端で俺に背中を向けて布団を被っている。


「しょーう。翔くん?」


呼んでも返事をしない。
俺はベッドに入り、翔を後ろから抱き締めて引き寄せる。


「翔ごめんな」


翔「………」


「怒らないで…俺の可愛い奥さん」


翔「………」


「愛してるから…翔」


翔「………」


何も答えないけど…耳が赤くなってるのが分かる。
もう少しかな…。


「翔をハグする時とメンバーをハグする時の意味が違うの…分かるだろ?他の奴は…挨拶。翔は…愛情表現だから」


翔「………」


「翔を抱き締めてるの…すっげー気持ちいい。その身体の感触も…匂いも…全部大好きだ」


翔「わ、分かったから…もう恥ずかしい…!」


耐えきれずに翔が振り返る。
その顔は林檎の様に真っ赤で…本当に可愛い。


「許してくれる?」


翔「ゆ、許す…」


「良かった」


翔を抱き締めると…背中に翔の腕が伸びる。


翔「でも…あまり他の人…ハグしないで…」


「分かった。気を付けます」


翔「うん」


少し身体を離し、翔の顔を見つめる。


「………美人だな…」


翔「え…」


「翔。本当に美人だよ。綺麗で…可愛くて…たまんない」


翔「た、たま…んぅ…」


そのまま押し付ける様に唇を奪う。


柔らかい…肉厚の翔の唇。
翔の唇…本当に気持ちいい。


そのまま舌を差し込むと…翔の歯列を舐めながら…翔の舌を絡め取る。


翔「んぅ…ふ…」


翔の口から甘い吐息が漏れる。
翔のこの色っぽい声も…好きだな。
聞くだけで…股間が熱くなる。


翔「ふぅん…はぁ…じゅ…」


舌を貪りながら、俺達は互いの服を脱がせ裸になった。


産まれたままの姿になると…ゆっくりと唇を離す。


翔「はぁ…ふ…」


「翔を怒らせたお詫び。今夜は沢山感じさせてやるから」


翔「で、でもにのと智くんが…」


「にのには許可貰ってる。聞かせてやろう」


翔「ひゃぁ!!」


思いきり翔の足を割り開いた。
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