第26章 救世主
翔「はぁっ…はぁ…も、駄目…立てない…」
ズルズルと落ちていく翔の腕を戻し、体勢を立て直す。
「立たなくていいから掴まってろよ」
翔「え…?」
翔の太ももに腕を入れ、そのまま一気に起こすと翔が慌てて俺にしがみついた。
翔「嘘っっ、潤これ…」
「駅弁もたまにはいいだろ?」
翔「や、やだ…っっ、あぁっっ!!」
蕾に俺の塊をあてがい、そのまま一気に腰を落とした。
翔「はぁっ…くるし…」
「翔の中すげぇ気持ちいい…」
翔「あ…お、重いって…降ろしてぇ…」
「重くないし…もう腰が立たないんだろ?」
翔を抱えたまま揺さぶり始める。
翔「あぁっっ、あっっ…潤っっ…」
「はぁっ…はぁ…」
浴室に響くシャワーの音と結合部の音。そして俺達の声。
翔「あぁっっ…潤っっ…潤っっ…もっとっっ…」
こうして翔を抱いていると…本当にこの間の事は…お遊びだったんだなと…翔も思ってるだろう。
もちろんあの2人も。
もう翔しかいらない。翔しか欲しくない。
無我夢中で俺は腰を振った。
翔「潤っっ…もうイくっっ…!」
翔の中がきゅぅっと締まる。
「俺も出そうっっ…」
腰をグラウンドさせながら、翔の身体を思いきり揺さぶった。
翔「あ、あっっ…やぁっっ…!!」
びくびくと身体を震わせながら翔が果てる。
そのまま俺も翔の中に欲を吐き出した。
「はぁっ…あっっ…潤の熱い…」
「ふぅ…すげぇな翔…」
そのままの体勢で呼吸を整えながら俺達は暫くの間抱き合ってた。