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君と僕の見ている風景【気象系BL小説】

第23章 CHANGE!!


ー潤sideー


「えらい長風呂だったなぁ」


翔「ちょっと話が弾んでさ…ごめん」


髪を拭きながら翔がベッドに腰掛ける。
俺は弄ってた携帯をベッド脇に置いて翔を抱き寄せた。


翔「ちょっと待って。まだ髪が…」


「いいってそんなの」


タオルを投げ捨て翔をベッドに横たえる。


翔「潤てさ…そういう気分じゃない時って無いの?」


「無い」


翔「即答…」


「俺はいつでも翔としたいよ。翔は…したくない?俺と」


首筋にキスしながらシャツに手を這わせると…翔は困った様に微笑んだ。


翔「したいけど…潤は盛り過ぎでしょ。昨日だってあんなにしたのに。しかもさ…隣の部屋…にのと智くん居るんだよ?」


「前に声聞かれたから良いじゃん。それに…りーだー淡白っぽいから声聞かせたら前みたいに燃えるんじゃね?」


翔「ふふっ、今日は出来ないでしょ。太陽と川の字で寝てるから。でもにの…ちょっと悩んでたなぁ。『翔さんみたいにもっと素直で可愛かったら智淡白じゃないんじゃないか』って」


「………りーだーもさ淡白なの悩んでたよ。この間にのにもっと構えって怒られたってさ」


翔「そうなの?」


「うん」


翔「にのの方が俺より断然可愛いのにね」


「俺は翔が世界一可愛いよ。りーだーはにのだろうけど」


翔「そうだけど…俺はにのの方が羨ましいんだけどな。にのみたいになりたいよ」


「翔は…そのままで良いんだよ。夫が言ってるんだから」


翔「でも…あ、あん…」


飾りを摘まむと翔から可愛い声が漏れる。
風呂上がりのその身体は…いつもよりしっとりして…ほんのり温かくて赤い。


「最高に色っぽいよ…翔…」


翔「あぁん…潤っっ…」


翔の全身を愛撫しながら…俺はその日も何度も絶頂を味わった。
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