第23章 CHANGE!!
翔「にのの方が可愛いよ」
「そんな事ないですよ」
翔「可愛いよ。このもち肌。髪もふわふわしてるし…俺より唇薄めだけど…小ぶりで色っぽい。俺筋肉質だけど…にのの華奢な身体…大好き。守ってあげたくなるんだよね」
「俺は…翔さんの方が羨ましいですよ。翔さんになりたいってよく思ってる。翔さんみたいに可愛くて色っぽかったら…智ももっと構ってくれるかなって」
唇をすぼめて翔さんを見つめると…またちゅっとキスされる。
翔「俺はにのになりたいけどな。にのって器用だから何でも出来るでしょ。料理だってそつなくこなすし…俺は…まだまだだもん。潤にも勝てないし。もっと潤の胃袋掴みたい…」
「翔さん…」
翔「その柴犬みたいなとこも可愛いんだよなぁ」
「柴犬って…俺が柴犬なら翔さんは猫ですよ。いや、ハムスターかな」
翔「もう…またそれ」
笑い合いながら俺達は湯船の中でくっついた。
本当、翔さん大好きだ…。
俺の親友で憧れで目標で…。
「翔さん大好き…」
翔「俺もにの大好きだよ」
抱き合ったまま俺達はまたいちゃいちゃとキスをしたのだった。