第23章 CHANGE!!
ー和也sideー
翔「ほんっとにのってばもち肌だよね…羨ましい」
「そうですか?」
翔「うん」
湯船から翔さんが俺の身体をマジマジと見つめてくる。
「そんな見ないで下さいよ…恥ずかしい」
翔「今さらぁ。でも本当にすべすべなんだもん。それでケア何もやってないって詐偽でしょ」
「詐偽って。翔さんだって綺麗ですよ。白いし…すべすべしてる」
翔「俺はケアしてるもん。出産してから体質変わってさー放っとくとすぐ肌荒れしちゃうんだよ」
身体を洗いながら湯船の中の翔さんの身体を見る。
色白の肌が上気して色っぽい。
筋肉も程よく付いていて…綺麗な身体。
綺麗な曲線を描く撫で肩。
「顔も可愛いし」
ボディーソープの泡を流し、俺も湯船に浸かった。
翔「可愛くないよぉ」
「何言ってんですか。おめめくりくりだし睫毛長いし…そのさらさらの髪の毛。赤くてぽってりした唇なんてもう…キスした時の感触…すっごい気持ちいいんだから」
翔「そう?」
「翔さんとちゅーするの…凄い好き…」
ゆっくりと顔を近付けると翔さんの瞳が閉じる。
翔「ん…」
柔らかい感触。
翔さんの唇…本当気持ちいいな…。
止められない。
ちゅっちゅっと啄んでると…悪戯心を掻き立てられる。
そのままちゅるっと舌を差し込むと、翔さんの身体が震えた。
翔「ふぁ…にの…」
翔さんが俺の背中に手を回し、俺の舌を絡め取ってきた。
「ん、ぅ…はぁ…」
翔さんとは何度もキス…してるけど…ディープなのは初めてで。
ただでさえ面積の広い肉厚の唇に包まれてるのが心地良いのに…この舌使い。
翔さん…キス上手いなぁ…。
湯船で裸で抱き合いながら…キスしてる。
まるで恋人同士な俺達。
何か…浮気してる気分。
でもこれは…止められない。
俺と翔さんのコミュニケーションだもんね。
翔「はぁ…ふぅん…」
翔さんの吐息が漏れる。
「はぁ…んふ…」
ゆっくりと唇が離れると、翔さんが可愛く微笑んだ。