第13章 智のプロポーズ
ー和也sideー
智にプロポーズされた。
まさかこんな…ロマンチックなプロポーズ…考えてくれてたなんて。
智「かず…指輪着けてくれる?」
「うん」
左手を出すと、さとしが薬指に指輪を着けてくれた。
雅紀「わー綺麗。にのに似合ってる」
「本当ですか?」
雅紀「うん」
俺は涙を拭いながら、そのキラキラした指輪を見つめた。
翔「事務所にはいつ言うの?」
そうだ…それが最大の難関だ…。
智「え。おいらもう話したけど」
潤翔雅和「はぁ!?」
智「かずにプロポーズするって決めてすぐ…」
和「で…何て?」
智「うん…入籍と発表は元旦にしろって。その方が1番安全だろって。それと…また2人で挨拶に来いって」
翔「意外にあっさりOKなんだね…」
智「2人が結婚してもそうファン減らなかったし…仕事の数もそんなに減らないから良いだろうって。まぁ…ジュリーさんは怒ってたけどね。でも先に出来ちゃってるよりマシだけどって」
潤翔「………すみません…」
雅紀「あははっ!でもまぁ良かったよ。今度皆でお祝いしようね」
智「かずのとこ挨拶に行かないとな」
「さとしのとこにもね」
智「うん」
翔「本当におめでとう」
「ありがとうございます」
智「ありがとう」
そして俺達はマネジャー達の手を借り、急い花を片付けて会場を後にした。