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君と僕の見ている風景【気象系BL小説】

第74章 Renewerd


ー和也sideー


「あ、さとしありがとう」


風呂を上がるとさとしが香也のオムツを替えてくれていた。


「アトリエはもう片付いたの?」


智「ん?いやもう少しかな。明日やる」


「そう」


智「テンション上がるよなぁ…ああいう部屋があると。なぁ?」


オムツを替え終わるとさとしが香也に話し掛けながら抱っこした。


智「悪いなこっちの片付けお義父さん達に頼んで」


「ううん大丈夫。それにそっちのお義父さん達も手伝ってくれたしね。思ってたより早く片付いてるよ」


智「そっか。お前もあんな無理すんなよ」


「うん。ありがと」


智「………やっぱり香也は俺に似てるか…」


「うん。垂れ目がそっくり。特に良く寝るとことか」


智「ふふっ、そーか」


既に目を閉じて眠り始める香也をさとしと一緒に見続ける。


香也は…子供達の中で1番夜鳴きが少なく大人しい子な分、子育てが楽だった。


和母「和也、智くん」


声を掛けられ振り返るとリビングの入口から母さんがこっちを覗き込んでた。


和母「ごめんね。いいかしら」


智「大丈夫ですよ。お義母さんの家だから気使わないで下さい」


和母「ありがとう。ちょっと話があって」


「何?」


リビングに入って来た母さんが俺達の前に腰掛けた。
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