第73章 押された背中
ずるりと翔がズボンと下着を下ろし、目の前に現れたそれを真顔で吟味し始める。
翔「うーん…」
「ちょっと…」
翔「まぁ、智くんのはじっくり見た事ないけどさ。潤だって大きいよ」
「そ、そうだろ?」
翔「まぁでも…智くん…かなぁ」
「はぁ?」
翔「この状態だとね。潤は膨張率が凄いからこのままじゃ何ともね…」
翔がそれを手に乗っけてマジマジと見つめる。
「そんなに見るなよ…」
翔「いつも見てるし」
「だって状況が…」
翔「ふふっ、そうだよね。アコーディオンカーテンの向こうには息子達が居るんだから」
するとそれを握ったまま翔がゆっくりと…そこにキスをした。
「………お…」
ちゅぅっと強く吸われ、そこには赤い痕が付く。
翔「別に大きさ関係ないよ。俺は充分満足させて貰ってます。これは俺だけのだから…俺が気持ちいいんだからいいの」
「翔…」
翔「分かった?」
「………はい」
翔「んふ。分かったならいい」
翔が立ち上がり、ズボンを上に上げながら俺にキスをしてきた。
翔「これからも満足させてね?」
「勿論。さっそく今夜から…また全力投球でいくよ」
翔の腰に手を回して俺からキスをする。
「話したい事もあるしね」
翔「話…?」
「ま、今日の夜はお楽しみ尽くしだな…」
そう言うと翔が微笑み、俺達は深く唇を重ねた。