第73章 押された背中
「痒いとこはありませんかお客様?」
智也「ないでーす♪」
「よし、じゃあ流すから下向いて」
ゆっくりとシャワーをとも君の頭からかけてシャンプーを流していく。
「よし…いいかな。終わったよ」
シャワーを止めるととも君が顔を拭きながら目を開けた。
「よし。温まろうか」
智也「うん」
とも君が立ち上がろうとして視線を下げて止まる。
「どうした?」
智也「じゅんパパのちんちんとーちゃんのちんちんより小さいね!」
「………は?」
智也「とーちゃんのがおっきいよ!」
太陽「え、そうなの?さとパパおっきいの?」
智也「うん」
2人の子供の無邪気な視線が俺の股間に集中する。
「………いや…ちっさい事はないぞ。りーだーがデカいだけで…俺の方が絶対膨張率半端ないし…」
太陽「ぼーちょーりつって?」
「いや、まぁ…それは大人になってからな。とにかく…」
智也「たぁっ!!」
「ぐぉぉっ!!」
いきなりとも君に股間を掴まれ声を上げる。
智也「あははっ」
太陽「ぶはっ!」
「や、止めろって!」
智也「やっぱりとーちゃんのがおっきいよ!」
「分かったから止めなさい!」
はしゃぐとも君を無理矢理抱えて俺は湯船に飛び込んだ。