• テキストサイズ

君と僕の見ている風景【気象系BL小説】

第73章 押された背中


潤「ただいまー」


智香「お邪魔します」


潤と一緒に智香ちゃんが帰宅する。


「お帰りなさい。智香ちゃんいらっしゃい」


智也「ねーちゃんおかえり!」


和香「おねーちゃん!」


和香ちゃんが智香ちゃんに駆け寄り、智香ちゃんが抱っこする。


智香「あ、翔ママ、手伝います」


「大丈夫だよ。潤も帰って来たから」


潤「大丈夫だよ智香ちゃん。ゆっくりして」


腕を捲りながら潤も頷いた。


智香「はい。じゃあ宿題する」


「うん」


智香ちゃんが太陽達の隣に座るのを見て、俺は材料を混ぜた挽き肉をこね始めた。


すると後ろから潤が抱き着いて来る。


潤「………今日はお疲れ様」


「うん。見ててくれてありがとう」


潤「………あいつぶっ飛ばしたかった」


「潤が見守ってくれてたからちゃんと返せたよ」


潤「うん。翔が毅然とした態度で返したからあの後黙ってたもんな。頑張ったよ。本当に…頑張った」


「ありがと。残念。ハンバーグまみれで抱き着けない」


潤「ふふっ。じゃあこっち向いて」


振り返ると潤の優しい唇が降りてきた。
/ 1278ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp