第73章 押された背中
翔「ん…んぅ…」
散々舌を絡め、息が苦しくなってきた頃を見計らってゆっくりと唇を離す。
翔「はふっ、はぁっ…も…馬鹿…はぁっ…」
「………そんなにセックスレスが駄目なら覚悟しろよ翔」
翔「へ…?」
「逆に飽きる方法あったら教えて欲しい位だよ。どうやったらこの身体に飽きんだよ…こんなエっロい身体しておいて…」
翔「潤…」
ぽぅっと翔の頬がまた赤く染まる。
「そんなにしたいならこれから遠慮しないからさ…翔が言い出したんだぞ。俺じゃないからな」
翔「え、ま、待っ…あぅんっっ…!!」
グイッと腰を奥にグラインドさせると翔の声が上がる。
「ふふっ、ほら…もっと声…」
そのままベッドに手を付いて俺は思いきり腰を動かし始める。
ギシギシとベッドがしなる。
翔「あっっ、あんっっ…」
動きに合わせて翔の声が少しずつ大きくなっていく。
「はぁっ、すっごい気持ちいい翔…」
翔「あぁっっ…潤っっ…」
久し振りの行為はあまり余裕が無くて…早く欲望を放とうとがむしゃらに腰を動かした。
激しい動きでベッドがよく軋む。
「あ、翔イくっ…」
翔「あ、ま、待って俺もイっちゃ…あ、あぁっっ…!!」
俺が少し早く翔の中で達すると直ぐに翔も白濁を吐き出した。
「はぁ…」
翔「ん…」
「ちょっと休憩…」
繋がったまま、頭を枕に突っ伏して深呼吸する。
翔「またするの?」
「当たり前だよ。翔の要望なんだから」
翔「潤…」
翔を見ると…蒸気した顔で嬉しそうに微笑む。
そんな翔が凄く可愛くて綺麗で…復活は早そうだと微笑み返した。
松本潤もうすぐ35歳。
性欲は未だに成長中です。