第73章 押された背中
「この際だからベッドも買わないとなぁ…せっかくだからいいやつ買おうよ」
寝転んだまま、ベッドに腰掛けてパジャマを着る翔の背中に声を掛ける。
「そうだね。このベッドもいいけど軋みが目立ってきたし…潤がいつも激しいんだもん」
上着だけを着て翔が立ち上がり歩き出した。
「何してんの?」
腰を擦る翔を見て慌てて俺も起き上がる。
翔「パンツ。さっき汚しちゃったじゃん」
「あぁそっか。ごめんいいよ。俺が取るから」
翔より先に箪笥の引き出しから下着を1枚取り出した。
振り返ると翔がゆっくりとベッドに腰掛ける。
上着だけ着て座る太ももの合間に見える翔のそれ。
暗がりの中で目を凝らさないと見えない光景は…数十分前に3回戦まで終えた俺の下半身を疼かせるのに充分な材料だった。
翔「ありがとう。ねぇ…何か目が怖いんだけど…」
「………ん?いや…普段は翔の尻ばっかあれしてるからさ…改めて見るとそこもいいなって」
翔「へ?もう…どこ見てんの…」
翔が内股になりそっぽを向くと余計に興奮する。
「………いいじゃんほら…」
翔の正面に腰を降ろし、太ももを撫でるとぴくっと震える。
そのままゆっくりと両足を開かせると…翔のそれが露になった。