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君と僕の見ている風景【気象系BL小説】

第70章 Second Wedding


ー潤sideー


福岡公演の前日。
俺達はホテルの式場に居た。


俺と翔。
俺達の大切な1人息子の太陽。
松本家と櫻井家の家族。
俺達の事をずっと支えてくれたメンバー。


10年前の結婚式は教会でしたから今回は神前式にした。


チラリと隣を見ると白い和装に身を包んだ俺の愛する人。
本当に綺麗で…。
大きなお腹を抱えたタキシードも綺麗だったけれど…年齢を重ねて着るこの袴も本当に綺麗なんだと見とれてしまった。





式が終わると控室に戻った俺達。


息を吐いて椅子に座る翔を後ろから抱き締めた。


「お疲れさん」


翔「お疲れ様。ありがとう潤」


「俺の方こそありがとう。これからも宜しく」


翔「宜しくお願いします」


笑顔で振り向く翔にそのまま唇を重ねる。


翔「ん…」


キスをしながら正面を向かせて強く抱き締めた。


「これやっぱ買い取ろうよ」


翔「え?何で…?」


「だってすげー色っぽい…」


翔「潤だって…黒の袴凄く似合うよ。俺ドキドキしてたもん」


「ふふっ、思ってる事は一緒だな」


笑いながらまたキスをして抱き締めていた手を太ももに移動させる。


翔「潤…?この後リハーサルだよ?それに太陽が待ってる…」


「もうギンギンだから直ぐ終わる」


翔「もう…和服脱ぐの大変だから…」


「脱がなくていいよ。ほら…」


翔「あっっ…潤…」


袴の下に手を滑り込ませ、翔のそこに触れた。
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