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君と僕の見ている風景【気象系BL小説】

第70章 Second Wedding


ー潤sideー


札幌公演を無事に終えた俺達は東京前半戦も無事に終え、次は福岡公演を迎えた。


翔「やっぱり今回も水炊きかなぁ…」


呟きながらスマホをいじりつつ、パソコンもいじる。


「でももつ鍋も食べたいな…」


詰まったスケジュールの合間の細やかなゆっくりとする時間。
それでも俺はやる事があるから自宅でパソコンをいじりながら翔とまったりと過ごしていた。


でも俺は…もうひとつ福岡でやる事がある。


俺達の泊まってるホテルには結婚式場もある。
幸い、俺達がほぼ貸しきりにしてるお陰で結婚式の予約も入らない。


最初の結婚式もこじんまりした式にした。
二度目の結婚式も派手にするつもりはない。


だから…その日。
前乗りをして結婚式をやろうと決めた。


翔「はい。はい…じゃあそれでお願いします。ギリギリまでお待たせしましてすみません。はい…じゃあまた。失礼します」


電話を切った翔が大きく息を吐く。


「終わった?」


翔「うん。とりあえずね」


「ごめんね任せて」


翔「潤はツアーの事で忙しいんだからいいの」


「本当は今回もサプライズにしたかったんだけど…」


そう言うと翔が微笑みながら俺の膝の上に座った。
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