第70章 Second Wedding
「あっっ、あん…あぁっっ…もっと…」
潤「っく、はぁっっ…」
「あっっ、あんっっ…いいっっ…」
潤が後ろから突き上げる度に声が上がる。
突っ張った両手が震えた。
潤「翔こっち向いて…」
潤に言われて振り返ると重なる唇と絡み付いてくる舌。
「ん、んぁ…はぁん…」
舌が絡み合う音とベッドの軋みが心地いい。
「んんっっ…じゅ…」
奥をガツガツ突かれ、絶頂が近付いて来て俺は枕をぎゅっと掴んだ。
「じゅ…イっっ…く…!!」
シーツに俺の白濁が飛ぶと同時に潤の動きが止まる。
そのまま俺は枕に頭を突っ伏した。
潤「はぁ…はぁ…」
ゆっくりと潤が腰を引くとそのまま支えられながら横に寝かされる。
ぼんやりと見上げると潤がシーツを被りながら俺を抱き締めた。
唇や首筋にキスをされながら愛し合った余韻に浸る。
「………良かった…」
潤「ん?」
「………『おめでとう』って…」
潤「そうだな。でも…ちょっと悲しそうにしていた男達もチラホラ居たの俺は見逃さなかった」
「そんな人達居た…?」
潤「居たよ。あれは絶対翔のファンだ」
「ふふ…潤てば…」
俺を抱き締める腕が心地よくて俺は目を閉じる。
潤「………おやすみ翔」
「おやすみ…潤」
潤の胸に顔を埋めながら俺は目を閉じた。